2013.9.29 白虎隊士飯沼貞雄あずさ弓歌碑設置
このたび白虎隊士、飯沼貞雄(幼名貞吉)ゆかりの歌碑,あずさ弓歌碑を仙台市青葉区北山輪王寺境内にあります貞雄の墓所に設置させて頂きました
歌は白虎隊士で一人命を取り留めた飯沼貞夫が出陣する際に歌人である母が贈リました
「あずさゆみ むかう矢先は しげくとも ひきかえしそ 武士(もののふ)の道」
建之者の貞雄のお孫さんは、志を抱いたら困難にあっても最後までやり遂げなさいとも解釈でき出陣に限らず人間の生き方にも通じると話されています。又会津人として真っ直ぐに生きた貞雄と家族に思いを巡らせて欲しいと話されていました
貞雄はその後電信の技術者として全国の電信電話網の整備に尽くし、自らつつしみ他をゆるし逓信事業に輝かしい功績を残し78才で没しました,ご関心のある方はお孫さんの 飯沼一元著 発売元星雲社 白虎隊士飯沼貞吉の回生をお読み頂きたいと思います。貞吉に対する思いなど親族ならではの視点から著されており同時に会津の歴史なども良く理解できると思います。そして命を繋いでくれた事への感謝など愛情にあふれています